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ホクホクのさつまいもペーストに感動。
学生の想いが詰まった「近大農学部 平群実習農場産 芋ジェラート(金時いも)」開発ストーリー

2022.01.06

撮影用に盛り付けた商品です

ひんやり冷たいジェラートなのに、ホクホクの焼きいもを食べているような不思議な食感。近鉄リテーリングが販売する「近大農学部 平群実習農場産 芋ジェラート(金時いも)」(以下、「近大金時いもジェラート」と表記)は、近畿大学農学部の学生たちとのコラボレーションから生まれた商品です。近鉄沿線への想いが結んだ、金時いもとジェラートのマリアージュ秘話をご紹介します。

近大金時いもの生産地「へぐり町」

奈良県北西部に位置する平群(へぐり)町。山や丘陵に囲まれたこののどかな町には、耕作放棄地を再生してつくられた「近大農学部 平群 実習農場」があり、学生たちが農産物栽培に汗を流しています。

学生たちを指導するのは、近畿大学農学部で農業の経営・経済について研究している大石 卓史准教授です。大石准教授は「いかに売れる農産物をつくり、付加価値を高めていくか」を学ぶアグリビジネス実習を開講。学生たちともに、平群町のブランド農作物やそれを活用した商品開発に取り組んでいます。

さつまいも感が味わえる秘密とは?

詳しい開発の経緯を伺うために、近畿大学農学部にある大石准教授の研究室を訪ねました。そこで伺ったのは意外な事実。今でこそカップタイプで販売されている近大金時いもジェラートですが、最初に販売されたのはモナカタイプだったというのです。

なぜ形が変わって変わっていったのでしょう。それは、准教授が指導するアグリビジネス実習では、単に商品を開発して終わりではなく、さらに売れるものへとブラッシュアップすることを重視していたからです。

「『irodori Kintetsu』とのコラボにあたり、私たちはなにか工夫を凝らさなくてはと考えました。そこで考えたのがアイスモナカにすることです。道の駅やパーキングエリアでの販売が予定されていたので、ワンハンドで食べやすい形にしようという発想からの商品化でした」と大石准教授。

近大金時いもジェラートというネーミングを考えたのも学生たちです。近鉄リテーリングを通じて近大金時いもジェラートを広く流通させることで、自分たちの取り組みをより広く世の中に伝えたい。それにより平群町ひいては近鉄沿線の地域活性化につながれば嬉しい。そんな学生たちの想いが、このネーミングには込められているのです。

​さらに学生たちは、先輩から後輩へと取り組みを引き継ぎながら、より美味しいジェラートにするための努力も続けていきました。彼らが最もこだわったのは、金時いものホクホク感を楽しめるペーストです。「これは金時いもだったからこそできたことかもしれませんね。紅はるかでも試してみましたが、水分量が多くて金時いものようなふんわり感は出ませんでした」食感を高めるため「irodori Kintetsu」とのコラボ当初からペースト量を20%増量。試行錯誤をしながら大石准教授と学生たちは、ジェラートメーカーの協力のもと現在のホクホク感が感じられるジェラートへと進化させたのです。

それに伴い近鉄リテーリングの提案で、2019年6月からジェラートを満喫できるようモナカタイプからカップタイプに形状を変更。パッケージも刷新し、現在販売中の近大金時いもジェラートの姿となりました。

濃厚な味わいと食感は、他にはない。大石准教授と学生たちが自信をもっておすすめする商品です。

撮影用に盛り付けた商品です

国際ジェラートコンテスト自由部門で日本最高位に輝いたテンダーボックスとの出会い

近大金時いもジェラート開発に大きな役割を果たした存在がもうひとつあります。それが、平群町にジェラート工場を構える株式会社テンダーボックスです。
イタリアで開催された国際コンテスト自由部門でイタリアンジェラート工房長が 日本最高位となる世界6位に輝いた実績があるジェラートメーカー。「平群町」という地域が結んだ幸運な出会いでした。
テンダーボックスの工場を訪ねると、ちょうどスタッフがイチゴのジェラートを製造中。機械は最低限しか使わない、ハンドメイドの作業が続きます。

テンダーボックスでは、保存料・香料・着色料を一切使わない、素材の味を最大限にいかしたジェラートづくりにこだわっています。ベースとなる牛乳・生クリームは、ミルクの味をしっかり感じつつもフレーバーを邪魔しない北海道産のものを厳選。素材の甘みを感じてもらうため、グラニュー糖などの糖分は必要最低限しか入れません。近大金時いもジェラートの濃厚でありながらさっぱりした味わいは、こうしたこだわりから生まれているのです。

味の開発やブラッシュアップに際しては、工場長が何度も試作を繰り返し、近畿大学農学部の大石准教授や学生たちと協議を重ねました。金時いもの素材の風味をたたせつつ、ミルクベースがあとから包み込む絶妙な配合バランスを見つけ出すのが一苦労だったそうですが、「地域の農産物の素材の美味しさを伝えたい」という皆の信念は揺らがなかったと言います。

ちなみに現在の金時いもペーストの配合率は企業秘密とのことで教えてもらえませんでしたが、一般的な配合率よりも高いとのこと。だからこそ、このリッチな芋感なのかと納得です。

近鉄沿線への想いが関係者を結び、完成した近大金時いもジェラート。心がふんわり優しくなる味を、ぜひご賞味ください。

[送料込み]近大金時いもジェラート詰合せ(8個入り)

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5,400円(税込)

[送料込み]近大金時いもジェラート詰合せ(12個入り)

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送料込み

6,800円(税込)

[送料込み]近大ICTメロン・近大金時いもジェラート詰合せ(8個入り)

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店舗情報

テンダーボックス

1997年創業。イタリア国際ジェラートコンテストでも入賞する世界も認める自慢のミルクベースで素材の味を生かしたジェラートを提供。保存料、香料、着色料を使用せず、安全面でも安心。併設レストランでジェラート販売しております。

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