子どもも大人も楽しめる近鉄電車×ファミリア第2弾!
開発に込めた想いとは
2024.10.30
2024年11月14日、ベビー・子ども服ブランド「ファミリア」との商品第2弾がついに発売の日を迎えます。
昨年好評だった第1弾に続き、第2弾は特急「ひのとり」をメインにした商品がラインナップ。子どもから大人まで楽しめる魅力的なアイテムが揃っています。
そこで今回は、商品開発に携わった松原さんに商品の制作秘話や苦労した点などについて話を伺いました。
近鉄電車とファミリアの商品はこうして生まれた
「ファミリアとの商品の開発には、ファミリアとJALとのコラボがヒントになったんです」と松原さんは語ります。
ファミリアとJALのコラボ商品は「飛行機に乗らないと買えないものがある」というものでした。
当時、GOTO-CHI事業で「鉄道グッズ」のオリジナル商品を手掛けていた松原さんは、「何か新しいものができないか?」と上司から打診を受けたためファミリアに直接提案を行います。
こうして、今回の商品化が決定したのです。
第1弾では、観光特急に絞って「しまかぜ」や「あをによし」「青の交響曲」をテーマに、車内販売の商品として話を進めます。しかし、GOTO-CHI事業を担当している松原さんは、「GOTO-CHI店舗でも売りたい」という気持ちが強く車内販売限定商品にはしなかったそうです。
第1弾が発売されると、「お客様から『ひのとりはないの?』という声が多く上がったんです」という松原さん。
ファンの声に答えるような形で第2弾は「ひのとり」をメインとすることが決定しました。
商品開発から発売までの道のりと苦労
「第2弾の開発には10ヶ月もの時間をかけ大切に創り上げました」と松原さん。
第2弾の実施が決定してからファミリアが約3ヶ月後にに素晴らしいデザインを上げてくれたそうです。
そこから改良期間が7ヵ月。
開発には私たちが考えるよりもはるかに長い時間がかかるのですね。
松原さんは開発での苦労についても教えてくれました。
「『ひのとり』は赤い車体が特徴的ですが、その色を再現するのが非常に難しかったです」と当時を思い返しながら話します。また、「第2弾の商品はワッペンや刺繍にこだわって、第1弾よりもより価値のあるものを作りました」と、こだわった点を教えてくれました。
例えば、こちらのタオルハンカチ。
第1弾のタオルハンカチは、運行路線図の観光名所とファミちゃんがプリントされているものでしたが、この第2弾は、高級感のあるジャカード織にしています。第2弾で新たにラインナップに加わったフェイスタオルも同様の生地です。
他にも「『ひのとり』をモチーフにしている商品には、ピスネームを入れて『ひのとり』らしさを演出しているんです」と教えてくれました。
そしてこのピスネームこそが、今回一番苦労したところ。
「『ひのとり』のロゴは、オリジナルデザインなので、使用するには近畿日本鉄道株式会社からの許可が必要です。その辺りが厳しいので大変でしたが、ファミリアの担当者のみなさんがかなりがんばってくださり実現することができました。」と松原さんは語りました。
コンセプトは「車庫」〜ファミちゃんが仲間たちを案内〜
ファミリアとのデザインの話を進めていく中で、色んな電車が集まる場所「車庫」がコンセプトとなりました。
こちらのレッスンバッグは、ファミちゃんが子どもたちに車庫を案内する姿をイメージしています。ファミちゃんの後ろには列車の他に車庫にある洗車機や信号がデザインされています。
「当初はファミちゃんにヘルメットを被せていたのですが、制服とのバランスを考えて帽子に変更しました」とこだわりを語ります。さらに「秋の発売日付近には、近鉄の車庫で鉄道まつりが開催予定だったので、それも今回のデザインと繋がっているんです」と、松原さんはデザインの秘密を明かしてくれました。
停車しているのは「ひのとり」、「伊勢志摩ライナー」「ビスタカー」。
列車1つとっても商品開発に携わった方々の想いが詰まっていることがよく分かりますよね。
「成長とともに長く使っていけるものを」〜開発に込めた想い〜
「第1弾の時から、子どものときに使っていたものを、成長してもずっと使えるようなものを作りたいという想いがあったんです」と開発に対しての熱い想いを語る松原さん。
例えば、第1弾で販売されたポシェットは、小さな子どもが肩掛けして使うのにちょうど良いアイテムですが、成長とともに紐を取ってメイクポーチなどにすることもできます。
第2弾の巾着袋は上司の案でした。
基本的に、幼稚園や小学生の子どもが歯磨きセットを入れたり給食セットを入れたりするものですが、大人でも飴や小物などを入れて持ち運ぶこともできます。巾着にはマチが付いているので、厚みのあるものも入れやすいでしょう。
また、電車がフェルトで作られているのもこだわりの1つ。より高級感を感じられる仕様になっています。
このように「一度使ったら終わり」ではなく、「長く使っていただきたい」という温かな想いが、ファミリアらしさをより強く感じるこだわりです。
第1弾とは同じものは作れない
第2弾を開発するにあたり、「第1弾との商品とは違うものを作って差別化しなければいけない」と考えたと言います。
そこで、松原さんが考えたのは、ずっと作りたかった「アクリルキーホルダー」。
ファミちゃんが運転している姿がとても可愛いですよね。
裏面には「ひのとり」のロゴが入っていて、「ひのとり」らしいラグジュアリー感があります。
苦労した「ひのとり」のカラー再現
開発において最も難しかったのは、「ひのとり」独特の赤いカラーの再現です。
「実際に出来上がってきた試作品は、思ったより明るい朱色で、監修の際に『これじゃない』というお話になりました。なので、色味を修正しながら、ひのとりの特徴を正確に表現できるよう細かく調整しました」と松原さんは言います。
また、車両のディテールやロゴの配置にもこだわり、ひのとりの高級感を損なわないよう、ファミリアと協力して品質を保ちました。
大人も使える近鉄電車×ファミリア商品
第2弾で発売される商品の一部を簡単にご紹介します。
商品ごとのこだわりポイントもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
レッスンバッグ 近鉄特急
こちらは、B4サイズがすっぽり収まるマチ付きのレッスンバッグ。
電車好きな子どもが幼稚園用などに使えるのはもちろん、大人でも普段使いできるシンプルなデザインが特徴です。
こちらは内ポケットが付いているので、ハンカチなどの小物を分けて収納できます。マチ付きなので分厚い本やかさばる体操服や上履きも入れやすくなっているのも嬉しいポイントです。
また、今回は内側の生地がギンガムチェックになっているんです!
外のデニム生地と内の鮮やかな赤のギンガムチェックのコントラストがとても綺麗で上品な仕上がりですよね。
また、こちらの商品はワッペンをつけてカスタマイズするのがおすすめです。
第2弾では、「ひのとり」「しまかぜ」「あをによし」「青の交響曲」の4種のワッペンがラインナップされています。
お好みのワッペンを選んで好きな場所に貼り付ければ、自分だけのオリジナルレッスンバッグの出来あがり。
お気に入りのグッズをカスタマイズして、世界で1つだけのアイテムを作ってみてくださいね。
ワッペン
「ひのとり」「しまかぜ」「あをによし」「青の交響曲」を運転するファミちゃんが刺繍されたワッペンです。
「お子さんが幼稚園に行きたくないという気持ちになってしまっても、このワッペンを制服やカバンなどに付ければ、ちょっとの勇気が出て幼稚園にいけるかもしれない」と松原さんは語ります。
「可愛いのをつけて、幼稚園行こうよ!」
そんな声掛けができたら、子どもの成長をサポートできるかもしれませんね。
適度な薄さなので、お子さんとお揃いのワッペンを透明のスマホケースに挟んで使っても可愛いです。
ダブルポケットファイル 近鉄特急
こちらは、「ひのとり」「伊勢志摩ライナー」「ビスタカー」がデザインされたファイルです。こちらも車庫をコンセプトにデザインされており、グレーのカラーは車庫内の地面をイメージしています。
ファイルを開けると敬礼をするファミちゃんがいます。
実用的なダブルポケットのファイルで、学校のプリントや仕事の資料を種類別に整理できます。
レッスンバッグにもピッタリのサイズなので、セットで使うのもおすすめですよ。
ピンバッジ 特急ひのとり
松原さんが第2弾で特にこだわったのが、こちらの「ピンバッジ」です。
ピンバッジの良いところは、色々なところにさりげなく身につけられるところ。自分のカバンにつければ、自分だけのお気に入りアイテムになります。
実は、このピンバッジは、実現するかどうか分からなかった商品なんです。
ファミリアではピンバッジをしばらく商品化されていませんでした。しかし、今回を機に製作ルートを開拓し、商品化に至ったんだとか。開発担当者とファミリアの努力が詰まった商品なんですね!
ピンバッジをよく見てみると、ファミちゃんが運転手になっているのですが、ここにもあるルールが決められていたそうなんです。
それは、ファミちゃんが窓から顔を出さないこと!
これは、顔を出してしまうのは危険であるという鉄道会社の電車を安全に乗ってもらうための細かい配慮です。
たくさんの人の想いが詰まったピンバッジ。
「キーホルダーを付けるのは少し抵抗があるな」という方でも付けていただきやすいデザインなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ボールペン 特急ひのとり
特急ひのとりに乗ったファミちゃんと仲間たちがデザインされたボールペンです。
ボールペンのおすすめポイントは、使い捨てではないところ。
インクがなくなっても文房具店でも手軽に購入できる三菱の替え芯が使えます。替え芯を交換すれば長く使い続けられるので、勉強や仕事の大切な相棒としてピッタリです。
最後に
近鉄電車とファミリアの商品化第2弾は、開発担当の松原さんとファミリアが細部までこだわったずっと使える可愛らしいアイテムが揃っています。
特に、今回は特急「ひのとり」を中心に、ファミリアらしい上品さと品質の良さ、さらには使い勝手の良さを兼ね揃えた商品となっています。
「電車が大好きな我が子にプレゼントしたい」というママも、「あの頃、私もファミリアを使っていた」という懐かしさを感じる大人の方も、こだわりが詰まった商品を、ぜひ手にとってみてくださいね。
参考資料
familiar公式サイト:https://familiar.co.jp/























